2019年10月に消費税の増税が予定されています。
本当に増税していいのかの是非はありますが、もし上がるというなら私たちにできることは少しでも負担を軽くしたいもの。

結婚式のような人生の中でも特に高額の買い物の場合、契約のタイミングによって金額にかなり差が出てしまいます。
現行の8%のままで式を挙げるためにはいつまでに契約をすればよいのでしょうか。
最近ウェディングプランナーの方と話をする機会があったのできいてみました。

税率8%と10%では結婚式にかかるお金が約7万も差が!

「ゼクシィ結婚トレンド調査2018」によると結婚式にかかる全国平均の費用総額は69.4人で約357.5万円というデータが出ています。

ということは消費税を350万円で計算すると
・8%の場合は28万円
・10%の場合は35万円

なんと7万円も差がついてしまいます!

サービスやグッズに払うのならまだしも、タイミングの違いで税金を7万円も余計に取られるのはやりきれませんね。
近々挙式の予定があるカップルは少し予定を前倒ししてみてもいいのではないでしょうか?

結婚式にかかる消費税は契約した時点でなく、実施される日で決まる

2019年10月までの挙式なら当然8%

もちろん増税前に挙げてしまえば現行の税率の8%です。増税前の駆け込みで式場によっては9月までの週末はほぼ全て埋まっているところもあるとのことです。

10月までに契約すればいいだろうと考えている方は要注意!

問題は10月までに式場を契約して、挙げるのは来年にしようと思っている方です!
増税までに式場と契約していても、実施される日が2019年10月以降なら10%になってしまいます。

これは私も勘違いしていました!

結婚式にかかる消費税は契約した時点でなく、実施される日で決まるのです!

2019年3月末までの契約であれば増税後に式を実施しても8%

前回2014年4月の増税時には、2013年9月末までの契約であれば増税後の結婚式費用も5%とする特例(経過措置)が適用されました。
今回も経過措置がありまして2019年3月末までであれば増税後に式を実施しても8%となります。

式以外にも新生活にも増税の負担はかかってくるので踏ん切りをつけるには今が良いタイミングなのかもしれませんね(笑)

まとめ

増税前に結婚式を挙げたいなら2019年10月までに実施、もしくは3月末までに契約すれば可能!

各式場やホテルのブライダルフェアは週末にはだいたい開催されています。
ここで絶対式を挙げたい!というのでなければ契約までに数カ所は見に行くことになるでしょう。
それを考えると今のタイミングならまだ検討する時間はあるとおもいます。

約2ヶ月ありますので結婚式をご予定の方!まだギリギリ間に合いますよ!


[追記:2/12]
3月末までに契約した後、直前で人数が増えたりして契約時の金額より高くなった場合はどうなるのか気になっていたので、プランナーの方にきいてきました。

契約時より増えた差額については消費税10%を申し受けます

とのこと。式場によって対応が違う可能性もありますので各自確認することをおすすめします。