我が家の新築計画ですが、土地のトラブルがあって建築確認も出せず、現状は着工待ちの日々です。
その分時間があったおかげでイメージ不足のまま進まずに完成度の高い家になってきたなと感じています。
サクっと進んでいればもう昨年12月始めには変更不可能になっていたと思うと恐ろしい…
もしもう一度初めから家作りを始めるならこう進めるべきだったと反省点がいっぱいです。
今回は
・注文住宅でこうしたらもっとスムーズに自分の希望を伝えられた
・経験者だからこそ言える新築打合せ進め方のコツ
を書いていきたいと思います。
家の性能について以前書いた記事も参考にしてください。
Contents
間取り編
間取りは複数社に考えてもらった方がよかった
私は住宅メーカーを6社回って、2社にプランをお願いしました。
ここで早くも反省点!
間取りを作成するのも大変なはずです。
具体的な話になった後は断りづらいと考えて、遠慮してこの段階で2社に絞ってしまいました。
しかしここは各社の間取りを見てから検討してもよかったと思っています。
私の希望がボヤッとしていたのが悪かったと思いますが、出てきた間取りはどちらもイマイチパッとしないものでした。
そのパッとしない間取りにあれこれ注文をつけても結局納得いくものにならず、2ヶ月以上かけた後に間取りをほぼ全変更することに・・・
結局自分で考えたものの、何度も作り直してとても時間がかかりました。
しかし2社でもガレージや階段の位置が変わるだけで全体の間取りが違ってきます。
もっと他のプランがあれば早くいい間取りに辿り着けたかもしれません。
なんならプランのいいとこ取りもできたなぁと今なら思いますね。
外観と間取りは同時に考える
当初は出てきた外観もパッとしないものでした。
間取りが肝心だから外観は後回しなのかなと思っていましたが、後回しはありえません。
それは自分で間取りを書き出した時に気づきました。
間取りで外観も変わり、外観で間取りも変わる…!
これら2つは表裏一体だった!
プロなのでかっこいい外観を提案してくれるものだと思っていましたが、希望はちゃんと言葉で伝えないとダメでした。
これに気づいたおかげで契約前にかっこいい外観に修正できました。
外観にワクワクできない場合は、外観も含めてプランしてもらうように伝えた方がいいです。
イメージづくり編
各部屋ごとに具体的なイメージ写真を用意する
最初に間取りを作ってもらう時に営業さんから「好みのイメージ写真を見せてください」と言われました。
私はインテリアが好きなので、雑誌を片っ端からスキャンして送りました。
しかしなんかふわっとしたイメージを大量に送るのはよくなかったと思っています。
今思えばあの頃は自分でもやりたいことがよくわかっていませんでした。
「ホテルライク」というキーワードだけで具体的なイメージがなくて、間取りだけで部屋の中身をどう使いたいかが考えられていませんでした。
そしてそのまま打ち合わせは進んで、部屋の壁紙や床材の色決めの段階になってようやく具体的に考え始めました。
各部屋ごとに5〜8枚程度の写真を厳選して、この写真のこの部分みたいにしたいと具体的に言えるように用意しました。
イメージ写真を探すのは
・本屋で売っているSUUMO注文住宅の雑誌
・インスタ
・Pinterest
などがとても参考になりました!
選んだイメージをまとめたのがこれです。
この作業で、ようやくやりたいことがはっきりとイメージできるようになりました。
最初からこうしておけばよかったと思っています。
各部屋ごとにこだわりポイントを持つ
各部屋ごとにこうしたいというのことを箇条書きにするとイメージを共有しやすいと思いました。
上の具体的イメージを用意するとある程度スムーズにできると思います。
決めきれない時はあるだけ書き出すと良いです。
全ては実現できないかもしれませんが、取捨選択したものは自分のこだわりポイントになり、愛着が湧きますよ。
ちなみに我が家のこだわりポイントはこんな感じです。
リビング | ・吹き抜け上に大きな窓で全体を明るく ・リビング階段にかっこいいオープン手すり ・スイッチを集約したニッチ |
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キッチン | ・キッチン前面収納 ・木目の下がり天井 ・ダイニングにペンダントライト ・カップボード面の壁はタイル風 |
ランドリー | ・洗濯物をその場で部屋干しできるように天井にハンガーパイプ ・ランドリーボックス内蔵のカウンター |
寝室 | ・ベッド後ろに小物を置く台とコンセント ・天井に間接照明 ・吹き抜けとの間に室内窓 |
洗面室 | ・ホテル風の造作洗面台 ・タイル貼り |
ワークスペース | ・マグネットのつく壁 ・コンセントは多く、配線がきれいになるように位置指定 ・カウンター下に本棚 |
まとめ
確かにハウスメーカーの営業さんはプロなので住宅のことに詳しいです。
しかし、それぞれの暮らしや趣味趣向まで理解してもらうのはなかなか難しいです。
そのため、提示される間取りは何も言わなければ一般的な仕様、無難なものになりがちだと感じました。
というわけで大事なのがそのプロに自分の希望、したい暮らしを伝えること。
家というのは営業さんが住むのではなくて、自分やその家族が住むもの。
ハウスメーカーに任せっきりにせずにやりたいことを伝えるという作業が最も重要だと感じました。
長くなってきましたので次回は「オプション編」として続きます。