最近暑すぎますね!
普通に水をやっていたわが家の庭のブルーベリーも葉焼けを起こしてしまいました。
私はエアコンで体が冷えすぎると腹痛になりやすく、エアコンの風が苦手なのですが、1歳になったばかりの息子はめちゃくちゃ汗かき…
エアコンを躊躇している場合ではありません。
しかし電気代は高騰!
とりあえず電気料金を見直しましたが、 エアコンは遠慮なく使いつつ、光熱費は抑えたいですよね!
電気ガスまとめプランを解除した話はこちら↓
どうすれば真夏のエアコンを効率的に使うことができるのか、最近はそればっかり考えています。
今回はいろいろ調べ、実践していることをお話ししていきたいと思います!
Contents
わが家で実践しているエアコンの使い方5つ
1.除湿(ドライ)
「ドライは冷房よりも電気代が高い」と聞いたことがある人も多いんじゃないでしょうか。
私もそう聞いていたので10年近くドライは避けていました。
しかしドライはほんとに高いんだろうか、常識を疑ってみることも必要だ、と改めてネットで調べてみました。
すると、 電気代が高いドライと安いドライがある みたいなんです!
具体的には「高いドライ」とは再熱除湿式というものです。
その効果で室温も下がる。 そこで下がった空気を温めて戻し、湿度を下げながら室温は下がらないというのが再熱除湿式。
その仕組み上、冷やしてから温めるので電気代は高くなる。
この再熱除湿式ドライを使っている人の声ですが、とても快適だそうです!
しかし私には贅沢品でした。普通のドライでちょっと寒いこともありますが我慢することにします。
太陽光発電で電気を遠慮なく使えるという人には再熱除湿式はおすすめだと思います。
ちなみに猛暑の日はさすがにドライの温度を下げる効果だけでは追いつかないので、そういう日は素直に冷房を使っています。
2.風量は『自動』で
エアコンの風量『弱』。
風の音も静かだし、電気代にも優しい感じが出ていますよね?
しかしそれは間違いでした。
エアコンのトップメーカーであるダイキンが、エアコンは起動時に一番電力を消費すると言っています!
エアコンには「室内を快適な温度に下げるフェーズ」と「快適な温度をキープするフェーズ」があって
室温を快適な温度に下げるフェーズに一番電力を消費し、快適な室温をキープするフェーズでは電力消費はかなり少なくなる らしいのです。電気代とエアコンの風量の関係を図にするとこのようになります。
エアコンを弱で使うと、室内が快適な温度まで下がるのに時間がかかってかえって電力消費が多くなるということです。
これを聞いて以来、私は風量自動しか使っていません!
じゃあ弱風は何のためにあるんだろう…?
3.こまめに電源オンオフは間違い
これは先ほどお話しした「室内を快適な温度に下げるフェーズ」と「快適な温度をキープするフェーズ」に関係します。
エアコンをオフにするとその間、室温が上昇します。
そしてつけると再び電力消費の多い「室内を快適な温度に下げるフェーズ」が必要になるので、短時間であればエアコンをオンオフしない方が電気代が安くなるということです。
コロナ禍が起きてエアコンを使いながらも換気の必要に迫られた2020年の夏、ダイキンが換気の度にエアコンをオフにした場合と付けっぱなしにした場合の電気代を計測したところ、このような結果になったそうです。
ダイキン様が言っているんだから間違いありません。
これは新築コミュニティでも議論されていて、
・ずっと家にいるならつけっぱなし
・半日家にいないならエアコンオフ
・1,2時間の外出ならつけっぱなしでいい
こういう意見があったのでわが家でも参考にしています。
4.換気してからエアコンをつける
家に帰った時に すぐにエアコンをつけるのではなく、温まった部屋の空気を一旦抜いてからエアコンをオンにした方がエアコンの負荷が減って節電になる とききました。
わが家では3階の寝室は寝る前にかなり暑くなっているので、ちょっと窓を開けて風を通してからエアコンをかけるようにしています。
炎天下の車に乗るときって最初に窓を開けて空気を通してからエアコンを使いますよね。
夏の締め切った車内温度は50℃以上と言われていますが、窓を数カ所開けることで一気に温度が下がる、それと同じ原理です。
この車の例でもわかるように向かい合わせの窓を複数、できれば対角の位置にある窓を開けるのが効果的です。
5.扇風機(サーキュレーター)を併用
エアコンをつけて同時に扇風機までつけたら余計に電力消費量が増えるじゃないかと思うかもしれませんが、意外とそうでもないようです。
エアコンは部屋を一定の温度にしてくれますが、場所によって温度ムラができます。
わが家でも風が直接当たる場所と部屋の端では温度に差があると感じます。
いまいち涼しくないなーと、設定温度を下げることはありませんか?
こういう場合に扇風機を使うことで空気をかき混ぜて温度ムラを減らすことができます。 そうすることでエアコンの設定温度を必要以上に下げずにすんで結果的に電気代が抑えられる場合があるということです。これは部屋の形とエアコンの位置関係にもよるので効果は人それぞれかもしれませんが、一度試してみてはいかがでしょうか。
ちなみに夏場にエアコンの設定温度を1℃上げると13%の節電になるそうです。
まとめ
わが家は光熱費を節約できる、高気密・高断熱であるとされています。
しかし広くなった分は光熱費が上がるのは避けられない。
その中で、エアコンを使わなければ一番節電になるのは当然です。
しかしこの猛暑の中そんなことも言ってられません。
快適に過ごすためにエアコンがあるんです! ケチりすぎて生活の質を下げすぎるのはもったいないと思います。
エアコンも使い、そしてできるだけ節電も行う、バランスを取ることが大切です。
今回紹介した節電のポイントは
・エアコンの仕組みと知ること
・空気の流れを理解すること
です。
工夫してこれからの夏を快適に乗り切りましょう!