楽天ポイント、Tポイント、リクルートポイントなど、世の中には数え切れないほどのポイントがあります。
ポイントをうまく利用してお得に買い物をする人が増えていると思います。
しかし一方で、
- ポイント狙いで必要以上に買い物をしてしまった
- がんばって貯めていたのに期限切れで全然得していなかった・・・
という人も多いのではないでしょうか。
ポイントを貯めることにこだわり過ぎて逆に振り回されている=ポイントコレクターになってしまってはいませんか?
ポイントだけでなく、スタンプカード(会員カード)も同じです。
特典に固執しすぎて、それに生活を合わせないといけなくなってしまうのは、結局お荷物を抱えているのと同じこと。
ポイントとの付き合い方について考えていきましょう。
私はお金やポイントの管理が得意な方だとは思いますが、それでも忘れて失効してしまうこともありました。
できるだけそうならないようにしている工夫などもお伝えしようと思います。
Contents
ポイントの考え方
ポイントは資産ではない
まずはポイントはお金(キャッシュ)と同価値ではないということを言っておきたいです。
あるポイントが1pt=1円相当の場合、一見お金と同等のように思えますが、ポイントとお金の違いは
- ポイントはそのポイントサービスの中でしか使えない
- 期間限定のポイントの場合、期限をすぎると消滅してしまう
- ポイントには利息はつかない
無期限のものならキャッシュと同等という人もいますが、そのポイントサービスが終了すれば消滅します。
ほっておくと消滅してしまうようなものをキャッシュと同等とみなすことはできませんよね。
というわけで私はマイルールとして、ポイントは資産とみなさないということを決めています。
家計簿上でもポイントはいくら貯まっても資産としてカウントしていません。
ポイントを使用した時に値引きした額で買ったことにしています。
ポイントとの付き合い方
ポイントの種類を厳選して利用する
多くのポイントを使いこなすには多くの財布を持ち歩くのと同じで、中身の把握が大変です。
これでは管理に労力を使うことになってしまいます。
そうならないために、メインとサブのポイントを決めてそれ以外はできるだけ増やさないようにするのが良いです。
ポイントサービスは集約したほうが効率よく利用できるというのも理由の一つです。
それから私はAとBは自分、CとDは妻というように管理の担当を決めています。
こうすることで管理のキャパシティを増やすことが可能だと思います。
私も昔は買い物したときに店員に勧められてついついショップのポイントカードを作っていました。
しかし財布の中を整理した時にほとんど使う機会がないものがけっこうあったので、使う頻度の低いものはさっぱりと捨てました。
管理に自信がある人は
ここまでは管理が苦手な人に対するアドバイスです。
人にはポイントの種類をしぼるように言ってきました。
しかし私は楽天ポイント、リクルートポイント、最近ではVポイントも導入しいろいろなポイントを集めています。
キャッシュレスを駆使するとどうしてもポイントの種類が増えてしまいます。
やはりやっかいなのは「期間限定ポイント」です。
使えずに消えてしまうとくやしいし、期限がバラバラのポイントの期限をその都度把握するのも手間です。
やはりメインとサブは決めておいて、それ以外のポイントは例え期間限定ポイントがあっても無理に使おうとしないようにしています。それと、ある程度まとまった額が貯まっているポイントは手帳に有効期限と一緒にメモしています。
もうひとつ、ポイントの種類が増えすぎて何をいくらもっているのかわかりづらいので、私は「マネーフォワード」を利用して管理しています。
これは以前紹介しましたが現在の所持ポイントをまとめて一覧で見ることができるのでとても便利に使っています。
ポイントを使い切る秘訣は、計画的なお買い物
他の記事でも何回も言っていてしつこいかもしれませんが、「お買い物は計画的に」をどんな時でも気に留めておいていただきたいと思います。
まず、「すぐに必要なお買い物」と「そのうち必要なお買い物」に分類しておきます。
そのうち必要なお買い物はポイントを消化したい時のためにとっておきます。
私は日用品のストック等をそのうち必要なものとしています。
まとめ:ポイントは貯め続けるものではなく、消費するもの
先程述べたようにポイントというのはキャッシュと同価値ではありません。
つまり、ポイントを貯めるぐらいなら、現金を貯めておいた方が良いでしょう。
使えるポイントがあればできるだけすぐに使うようにしたほうがいいと思います。
ポイントで浮いた分のキャッシュには利息がつきますし、投資にも使えますからね。