住宅業界で最近は必須級とされている設備、タッチキー。
・車の鍵のようにリモコンで操作できたり、スマホからも操作
・スマホで現在のドアの鍵の状況(開いているか閉まっているか)も確認
など、玄関キーを電子化して便利な機能が使えます。
そんなわが家もYKKapのタッチキーを採用しています。
しかしそんなタッチキーに意外な弱点が発覚しました!
そしてその弱点をカバーするため、後付けのスマートロックを探すことに。
比較検討した末、『セサミ5』+『セサミタッチ』を導入しました。
純正のタッチキーと外付けで比較!
・どのような違いがあるのか
・セサミを選んだ理由
・使い勝手などについて
レビューしていこうと思います。
Contents
玄関タッチキーの意外な弱点!
将来的にメーカー修理ができなくなる!
私の実家は築22年ほどになります。
その当時ではなかなか珍しいパスワード式のタッチキーです。
これにより、鍵を忘れたり失くしたりという心配はなく、快適な生活を送れていました。
そして数ヶ月前、「家のタッチキーが壊れたからこれからはこの鍵使って」と通常の鍵を渡されました。
なぜ修理しないのかときくと、事情があって直せないらしいのです。
10年ほど前にも一度故障したことがあってその時は修理できたそう。
しかし今回は年数が経ち過ぎていて、メーカーに部品がなくて修理不可能とのことでした。
玄関ドアごと新しい製品に交換するとなると何十万もかかってしまいます。
生活に支障はないので壊れたままで放置しているそうです。
でも、実家に鍵なしで行く生活に慣れてしまっていた私は、鍵をしょっちゅう忘れる始末。
とてもめんどくさい・・・
ただ、私は新居でアイ工務店の住宅についている、スマートホームセットの便利さに衝撃を受けました!
最初はリビングだけでしたが、ワークスペース兼寝室にもスマートリモコン&スマートスピーカーを追加。
しかもベストな位置に設置したいためにコンセントも増設するというはまりっぷりです。
このスマートホーム力(?)を使って、私が実家をなんとかしてやりましょう!
スマートロック、どれにする?
スマートロックとは
スマホアプリなどでサムターン部分を回して開け閉めできる機器です。
玄関のサムターンに被せて設置します。
インターネットやYoutubeで調べて、スマートロックの候補を二つに絞りました。
- スイッチボットロック
- セサミ5
です。
スイッチボット
私はスイッチボットユーザーであり
・ハブ(スマートリモコン)
・ボット(物理的にスイッチを押す)
・温湿度計
・電球(調光調色、タイマーなども可能)
とかなり便利に利用させていただいています。
スイッチボットはかなり豊富な製品バリエーションがあり、アプリでそれぞれの製品の操作を一括管理できます。
セサミ5
一方のセサミはコスパがすごすぎる!
スイッチボットのドアロックセットが18,980円(税込)に対し、セサミ5とセサミタッチは合計7,656円(税込)です。
検討にあたり、新製品発表会の動画を見ました。
そこで製品開発に対するアプローチが述べられていました。
価格を下げ、製品の反応速度を上げるために設計をシンプルに工夫しているとのこと。
製品名 | スイッチボット ドアロックセット | セサミ5+セサミタッチ |
---|---|---|
金額 | △(税込18,980円) | ◎(税込7,656円) |
他製品との連携 | ◎ | ○ |
セサミに決定
結論はセサミ5+セサミタッチを設置することにしました。
自宅なら他の機器との連携を考慮してスイッチボットでいいかなと思いました。
しかし実家ではスマートロック機能だけを使えればいいので、よりシンプルなセサミにしました。
父の日のプレゼントということにしましたが、安いのでお財布にも優しかったです(笑)
セサミ5+セサミタッチ設置
設置は強力両面テープで
セサミも含め、スマートロックは強力な両面テープで貼り付けます。
世の中にはいろんな形の鍵があってそれぞれで高さやサムターンの大きさ、幅、周辺のスペースなどが違います。
本当に取り付けられるのか、そこが心配でした。
そこは各所調整ができるようになっていて、世界中の99%の鍵に対応できるそうです!
取り付けがスムーズにできるかが心配でしたが、全く調整なしでただ被せるだけでOKでした!
ただし、一度剥がして貼り直すと粘着力が落ちてしまいます。
最悪落下する危険性があるので一発で決めるように慎重に貼らなければいけません。
私は微妙に斜めになってやり直し、予備のテープを使用しました。
わが家のタッチキーよりも高機能!
設置してみて、わが家のタッチキーよりも高機能だと感じました。
セサミタッチを利用することで元々のスマホアプリから解錠に加え、
・指紋
・ICカード
・スマホ本体
と自由に鍵となるものを登録できるのです。
わが家のタッチキーは便利ですが、どうしても鍵をなくすリスクがあります。
番号式は番号を推測される恐れがあります。
やっぱり鍵は指紋が最強なのではないでしょうか。
ICカードを鍵にできる
ICカードですがPitapaやICOCAなどの交通系カード、クレジットカードで問題なく登録できました。
残高の入っていないICOCAなどを渡して一時的に鍵として使ってもらうという方法も思いつきますね。
オートロックの時間を設定できる
わが家でもオートロック機能はありますが、25秒と50秒しか設定できないんです。
ちょっとポストを見るだけでいちいち閉まってほしくない。
理想は5分後とかですが、セサミは3秒〜1時間の幅で設定できます。
この機能、うちにもほしい!
電池交換の手間だけは仕方ない
唯一のデメリットは乾電池駆動で1年〜一年半ほどで電池交換が必要なことです。
その点わが家のタッチキーは電源直結式なので本体の電池交換は不要です。
電池切れの対策は必要
電池残量が少なくなったら知らせてくれます。
しかし万が一、電池切れで外から締め出された時のことを考えると精神的衛生上よくありません。
物理キーを親戚に預けておくなどの対策はしておいた方がいいですね。
オプションのタッチキーの代わりに採用するものあり!
純正のタッチキーはドアと一緒の純正品なので後付け感はなく、見た目はすっきりしています。
ただ、冒頭のような欠点もあります。
そしてわが家のタッチキーのオプション価格は89,100円(税込)
しかしセサミはまさかの1/10の価格!
これだけ価格差があれば、タッチキーを採用せずにセサミを後付けするのもありだと感じました。
利便性を損なわずに減額、そして他の設備にお金を回すのもありですね!
その他減額については▽
まとめ
- 純正のタッチキーは将来修理ができなくなる可能性あり
- 外付けのスマートロックなら将来新型機への交換も簡単
- スマートキーの最適解は指紋認証だと思う。