夏休み旅行に行ける！？Go Toキャンペーンの行方は？

みなさんはこの夏休みに旅行にいく予定でしょうか？

政府はコロナウイルス収束後の経済活性化の起爆剤として、１兆6,794億円の補正予算を計上して「Go To キャンペーン」を行うとしていて、深刻なダメージを受けた地域経済、特に観光業界から期待されています。

その中でも私個人が注目しているのが「Go To Travel」です。4月に行く予定だった新婚旅行も7月に延期、その7月も中止となってしまい、テレワークでずっと家に引きこもっていました・・・まだしばらくは海外旅行は安心して行ける状態ではないため、せめてちょっと豪華な国内旅行だけでも行きたいと思っています。

いつから、どんなキャンペーンなのか、夏以降の旅行を予定している方はチェックしてみてください。

日本からの渡航者に各国渡航制限、つじんぬ新婚旅行延期を決断！

キャンペーンの概要

Go To キャンペーン事業

6月19日0時より、県をまたぐ移動の制限が緩和されました。

安倍総理は社会経済活動のレベルをもう一段引き上げるとし、7月10日には観光は県をまたぐものを含めて徐々に、そして8月1日には経済活動をすべて通常通りに戻す予定です。

それと同時に政府がコロナウイルス収束後に落ち込んだ地域経済復活の起爆剤として行う予定であるのが「Go Toキャンペーン事業」。

このキャンペーンは大きく分けて

① GO TO Travel
② GO TO Eat
③ GO TO Event
④ GO TO商店街

の４つからなります。読んで字のごとく、観光業を支援するものであることがわかりますね。
本記事では「Go To Travel」について情報をお伝えしていきます。

※現時点では未定の内容も多く、情報が変わる恐れがありますので最新情報はニュースをご確認お願いします。

Go To Travel

県をまたいでの移動制限を緩和した際、安倍総理も「ぜひ観光に行ってください」と言っています。
実際のところ、東京では直近で新規感染者は40人以上で推移しており、自粛が解除されたと言っても安心して旅行に行くような気分でないと思います。ただ、宿泊や観光業は長引くコロナ自粛により壊滅的な打撃をうけており、政府としても無理にでも予定通り経済を再開させていという思いが見えますね。

観光庁が6月16日に公表したGo To キャンペーンの詳細によると

• 国内旅行を対象に旅行代金の1/2を支援
• 旅行代理店を通じた交通と宿泊のセットプラン、日帰りもOK。また、個人で手配した宿泊料金が対象。
  ※個人で手配した交通費は対象外
• 一人一泊あたり2万円が上限、日帰り旅行は1万円
• 支援額のうち、7割は旅行代金の割引、3割は地域振興に使えるクーポンとして支給

高級ホテルに二人で3泊した場合、
4万×3日×2人=24万円　が実質12万円になるならプチ新婚旅行としてかなり期待できます。

開始時期は？

キャンペーンは当初、7月下旬から開始の予定でしたが、現在政府は請け負う事業者の公募を一時中断しています。

この問題では全体の予算１兆6,794億円のうち、地域経済に回らない「事務経費」が3095億円を上限として全体予算の約２割もあることが高すぎるとして野党に批判されました。「地域のため」「観光業のため」といいながら、税金の無駄遣いと追及され、公募のやり直しを行うことになりました。また、事務を一括で丸投げするのではなく、事業ごとに各省庁が選定する方針に変更されました。

これにより、キャンペーン開始が遅れることは避けられないようで、菅官房長官は「開始が遅れることは避けられないが、可能な限り早いタイミングで開始できるよう迅速に検討を進めたい」と述べています。
「観光需要が盛り上がる夏休み中には開始したい」とのことで現時点では8月下旬に開始になるのではと予想されています。

【7/10追記】Go toキャンペーン、7月22日から開始！

このところ東京を中心に感染者が急増し始め、緩和方針はこのままで大丈夫かと不安の声が上がる中、
本日、国土交通省よりGo Toキャンペーンを7月22日より開始すると発表がありました。

旅行代金の割引は7月22日以降を対象とし、すでに予約済みの旅行に対しても適用されるようです。
ただし旅行先で使えるクーポンについては準備に時間がかかるため、9月以降の導入となります。

給付金などの対応は遅いのに今回はクーポンを後回しにしてでも早期に開始するとは意外でした！
しかしタイミング悪いですね。利用したい半分、不安半分です・・・