注文住宅を検討していると、多くの方が気にするのが「オプション費用」です。
キッチンやお風呂、収納設備など、グレードアップすればするほど金額が膨らんでいきますよね。
ただ実際に家を建ててみると、オプション費用以外にも「え、こんなところにお金がかかるの?」という出費がたくさん出てきます。
私自身、建築中に想定外の追加費用に直面し、予算の調整を余儀なくされました。
この記事では、オプション設備を除いた追加費用 に焦点をあて、我が家で実際にかかった費用と相場感を解説します。
これから家づくりを始める方の参考になれば幸いです。
👉 オプション設備に関しては、こちらの記事で詳しくまとめています。
Contents
解体費用+隣家補修費用
数百万円
建て替えの場合、まずは解体工事が必要です。
解体費用は建物の大きさや構造によって異なりますが、200万円以上かかりました。
さらに、隣家と密接して建っている場合は、解体時に隣家の壁や基礎を補修する必要があり、その費用が追加で発生するケースも。
わが家の場合、長屋になっていたのでお隣の壁を残して壊し、その壁は部屋の壁なので雨風に耐えられるように外壁として補修しなければなりません。
60万円以上の追加出費となりました。

登記費用(表題登記・保存登記・滅失登記)
表題・保存登記:22万円
新築住宅では「表題登記」と「保存登記」が必要です。
表題・保存登記とは「この土地にこういう建物を建てましたよ」という届出です。
それだけなのにお高い…!
しかしこれがないと住宅ローンが通りません。
滅失登記:4万円
建て替えの場合は、既存の建物を法務局に抹消する「滅失登記」も必要です。私はこれを自分で行ったので費用は抑えられましたが、依頼すると約4万円の見積もりでした。
👉 滅失登記を自分で行った体験記事はこちら
3階建てに関する費用(構造計算料・非常用進入口)
構造計算料:44万円
3階建て住宅では「構造計算料」が必要になります。
ただ、許容応力度計算という標準よりも厳密な計算方法になるので耐震面では安心材料になりました。
また、消防法に基づき「非常用進入口(一定の窓サイズなど)」を設置しなければならず、その分の費用も上乗せされました。
地盤調査・改良費用
調査に10万円
(必要なら)改良費用50〜100万円ほど
新築前には必ず「地盤調査」を行います。
調査自体は数万円程度で済みますが、結果によっては「地盤改良工事」が必要になり、追加で数十万〜100万円以上かかるケースもあるそうです。
具体的には土地の4隅と中央にドリルのようなもので穴を空けて地盤の固さを調べていました。
わが家では幸い改良不要でしたが、調査結果によっては大きな追加費用になるので予算取りをしておいた方が安心だと思います。

防火に関わる費用
都市部で建築する場合、防火地域や準防火地域に指定されていることが多いです。私の建築予定地は「準防火地域」ということでした。
この場合、玄関ドアや窓を防火仕様(網入りガラス)にする必要があり、数十万円規模の追加費用が発生します。
例えば玄関ドアを防火仕様にするだけで13万円もプラスになりました。

水道引き換え費用
水道引き換え:数十万円(土地による)
新築住宅では、水道管を新しく引き込み直す工事が必要になる場合があります。
地域や状況によりますが、20〜50万円程度が目安と聞いていました。
しかしわが家の場合、水道管が古くて新たに引き込み直す必要があり、85万円もかかりました!
その理由は
・水道管は道路に埋まっているので取り替えるにはアスファルトの道路を掘り返さなければならない
・安全のために警備員を立たせたりと大掛かりな工事になる
という理由でした。
住宅ローンの「つなぎ融資」
つなぎ融資:20万円程度?
注文住宅は完成前に工事代金の支払いが発生します。
しかし、実は住宅ローンは家が建ってからでないと融資が実行されません。
というのは、住宅ローンというのは完成した家を担保にお金を借りる仕組みだからです。
そのため、住宅ローン実行前に一時的にお金を借りる「つなぎ融資」が必要になるケースがほとんど。
この融資は金利が高めに設定されており、数十万円の利息が追加費用としてかかります。
他にも「分割融資」といって住宅ローンを数回に分けて融資する方法もあります。
これも別途手数料がかかる上に使える銀行は限られており、どちらが費用面でお得かは状況次第みたいです。

私はこのつなぎ融資の額を調整することで10万円以内に収めることに成功!
誰にでもできる方法ではありませんが、体験記事を書いています。
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まとめ|オプション以外の追加費用も忘れずに
注文住宅では、オプション設備以外にも以下のような追加費用がかかります。
- 解体費用+隣家補修費用
- 登記費用(表題・保存・滅失登記)
- 構造計算料・非常用進入口(3階建て)
- 地盤調査・改良費用
- 防火に関わる費用
- 水道引き換え費用
- つなぎ融資の利息
「本体価格+20〜30%」を追加予算として見込むことで、資金計画に余裕が生まれ、安心して家づくりを進められます。
一生に一度のマイホームだからこそ、しっかり計画を立てて理想の家を実現しましょう!
