飛び込み試験はとにかく時間との勝負

私は引っ越し後、免許証の住所変更を忘れていたせいで更新ハガキが届かず、気づけば失効。
免許失効から11ヶ月が経っていました。

失効後1年以内だったので仮免許の学科・技能試験は免除、申請のみで仮免がもらえたのがせめてもの救い。

▽前編はこちら

免許失効!飛び込み再取得チャレンジ|仮免申請と学科試験の落とし穴【前編】

しかし、そこからが長かった・・・
私は自営業なので時間は自由に調整できたにもかかわらず、再取得まで約4ヶ月もかかりました。

原因は「予約が取れない」こと。

仮免を取得した後、次は技能試験に進みます。ただし仮免の有効期限は6ヶ月。
のんびりしていると、練習している間に期限切れになるリスクも十分あります。

毎回予約が1ヶ月以上先しか取れない

技能試験の予約も、学科試験と同じくすぐには取れません。

実際、私の最寄りである兵庫県の明石試験場では、次の技能試験の空きが「1ヶ月後」しかありませんでした。
こちらから希望日を選べる状況ではなく、空いている日にタイミングが合うかどうかです。

なぜこんなに予約が取れないのかは試験に行った時にわかりました。
試験当日、実際に集まっていたのは、私を含めた飛び込み試験の受験者が6~7人に対して、外国免許切替の受験者が50人以上。

外免切替目的の外国人が殺到していること。
これが予約が取れない理由の一因だったようです

ただ、外国免許の審査が厳格化されたことで現在はやや緩和されているかもしれません。

技能試験|2回目でようやく合格

路上練習

仮免練習中の標識

技能試験の試験日までに仮免での路上練習(自主練)が10時間必要です。

これには条件があり、

  • 仮免許証を携帯
  • 助手席に免許3年以上の人を同乗させること
  • 自動車の前後に規定のサイズの「仮免許練習中」と書いた標識を掲示

これを守らないと仮免許は取り消しになります。

技能試験(1回目)

技能試験は、元々MT(マニュアル)免許を持っていたのでMT試験で挑戦しました。
なお、2025年から、MT試験が「AT車での試験に合格した後、希望者はそのままMT限定解除を受験する」形式に変更。

具体的には

  1. AT路上試験
  2. AT場内試験(切り返しか縦列駐車のどちらか)
  3. MT限定解除試験(場内の全ての課題)

2まで合格し3で不合格の場合でもAT限定の免許はもらえるようになっていました。

 

しかし、結果はMTにすらいけず1のAT路上試験であっさりと敗北・・・

この試験、普段の「普通の運転」ではまず通りません。
いわゆる「試験用の運転」をしなければならず、特に安全確認・巻き込み確認の徹底が重要です。

初回は「左折の合図時の目視確認が甘い」と指摘されました。
飛び込み試験でも、試験後にアドバイスをもらえるのは非常にありがたい点です。

技能試験(2回目)

その後、合図と同時に頭を大きく動かして確認を強調するようにし、2回目の試験で無事合格

続けて3のMT試験が始まりましたが、クラッチの操作感が全く掴めず撃沈…。
昔の記憶の感覚とは全く違いました。
なんとか車を動かせているだけで、試験の課題をクリアできるような状態ではなかったです😱

結局、MTはやむなく捨ててAT免許を取得しました。

「どうしてもMTにこだわりたい!」という方は、必ずMT車で練習する時間を確保しましょう。
試験場での実車練習ができるスクールもあるので、利用を検討してみてください。

取得時講習|予約困難だけど内容は実用的

技能試験に合格すると、次は「取得時講習」です。

これは各地の指定教習所で受ける必要がありますが、ここでもまたまた予約が取れません。
私は3校に電話し、最短でも1ヶ月後でした。
理由は「教員不足」とのこと。

講習内容は7時間で、実際に公道を運転して講評し合ったり、応急救護ではダミー人形を使って心肺蘇生やAEDの実践練習を行います。
免許のために仕方なく参加したのですが、想像以上に実践的で、正直かなり役立つ内容ではありました。

最後に再度試験場へ|免許証の交付

取得時講習を修了した後、5回目の明石試験場へ。
講習修了証を提出し、ようやく新しい免許証が交付されました。

長い道のりでしたが、これでようやく運転できる身分に戻れた瞬間です。

費用まとめ|再取得にかかった金額

私が再取得までに支払った金額は以下の通りです:

  • 往復交通費(5回)… 約8,500円
  • 仮免交付手数料… 2,700円
  • 教本(メルカリで調達)…650円
  • 本免学科試験… 2,500円
  • 本免技能試験(初回)… 800円
  • 本免技能試験(2回目)… 3,300円
  • 取得時講習… 17,750円
  • 免許交付手数料… 2,350円

合計:38,550円

教訓:免許の失効には十分注意!

もし、免許失効から1年以上経過していて、教習所に一から通うことになっていた場合、30万円以上と相当な時間がかかっていたことでしょう。
このことから「不幸中の幸い」と言えなくもないです。

しかしこれはうまくいったケースだと思ってください!

取得時講習で一緒だった方は、技能試験に合格まで6回受けたとのこと…。
「飛び込みでの仮免からの再取得」は、5万円以上かかると見積もっておいた方がよいでしょう。

また、今回の失効によって

  • 試験勉強や練習時間の確保
  • 妻の出産に全く間に合わず、通院は毎回父に送迎させる
  • MT免許と自動二輪免許を失う

というあまりにも大きなペナルティを支払いました。

それも全ての元凶は引っ越し後の住所変更を怠ったためです。

特に子育てや仕事などで忙しい人こそ、うっかり失効してしまう前に対策を。
私のような遠回りをしなくて済むよう、どうか皆さんはお気をつけて。