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あと1週間で“失効1年”。絶望の中で見つけた一筋の光
ある日ふと財布から免許証を取り出してみると、そこにはとっくに過ぎた有効期限が。
「えっ…まさか更新してなかった?」
青ざめながら日付を確認すると、失効から約11ヶ月半。あと数日で1年を超えるところでした。
それだけでも十分焦る状況なのに、タイミングはさらに最悪。
妻の出産予定日が目前に迫っており、車を使えないと本当に困る状況。
さらに教習所に通うと仮免後のコースでも20万円ほどかかるとの情報。
私はフリーランスとして独立したばかりです。
まだ生活に十分なほどは稼げておらず、少しでも案件と実績を積まなければいけない状態。
その中で、手続きとか勉強に時間とお金を使わないといけないのは厳しすぎる…!!
このままじゃまずい…。
調べまくった結果、見つけたのが「飛び込み試験(一発試験)で再取得」
この記事では、その再取得のプロセスから、【前編】として仮免申請と学科試験の注意点をまとめます。
運転免許失効の原因
まずは言い訳させてください!
わが家はここ数年で2回引っ越しをしました。
その際、免許証の住所更新をついつい後回しにしてしまったのです。
そのため、更新のお知らせのハガキが届きませんでした。
また、免許証の期限が「平成36年」という平成表示。
これではパッと見ではわかりませんよね…
まあ何を言おうと、完全に自分のうっかりです💦💦
免許証の住所の更新手続きさえしていれば防げた事故でした。
免許失効後でも“1年未満”ならまだ間に合う!
まず知っておいてほしいのが、失効から1年未満であれば再取得ルートが違うということ。
- 失効から6ヶ月以内:簡易な手続きで再交付できる
- 6ヶ月〜1年未満:再取得が必要だが「仮免許試験」は免除される
- 1年以上:完全に初回扱い。教習所通い直し+本免許まで全工程必要
私の場合は失効から約11ヶ月半だったので、ギリギリで仮免試験は免除対象。
これは本当に運が良かったというか、不幸中の幸いというか…💦
予約が全然取れない!「早めの行動」が本当にカギ
兵庫県での飛び込み再取得は、最寄りの運転免許試験場で行います。
ただし、注意点としては:
予約が全然取れない!!
ネットで手続きを調べてすぐ予約しようとしたものの、最短でも2〜3週間先まで埋まっている状態。
「今すぐ動かなきゃ!」と思っても、行動が1日遅れるだけでスケジュールが大きくズレる可能性があります。
私はその日にすぐWeb予約ページをチェックしましたが、3月は繁忙期。
約1ヶ月後しか予約が取れませんでした。
仮免は“申請だけでOK”でも書類が多い!
免許失効から1年未満であれば、仮免許試験(学科・技能)は免除されます。
その代わり、以下のような各種書類提出と申請が必要です。
仮免申請時に用意したもの:
- 本人確認書類(失効した免許証+住民票)
- 顔写真(現地で撮影可能、700円)
- 手数料(2,700円 )
- 仮免許発行申請書(試験場で記入)
申請後、その日のうちに仮免許証を受け取ることができました。
「ここまでは順調」と思っていたのですが…
学科試験:運転経験者でも“油断すると落ちる”
仮免申請後、次に受けるのが本免学科試験。
これが想像以上に手ごわかったです。
私は長年の運転経験があったので、「まぁいけるでしょ」と油断していたのですが、
実際に出題されたのは、普段の運転では意識しないようなマニアックな問題。
つまずきそうなポイント例:
- 車両の構造・重量・積載に関する知識
- 警官の手信号や、路面電車など、日常であまり出会うことのない交通ルール
- 点数制度や罰則の細かい内容
合格ラインは90点以上ですが、対策なしだと6割ほどの正解率でした!
本気でやばいと思い、必死の勉強でなんとか合格。
対策としてやったこと:
- スマホアプリでの過去問演習(無料アプリでも十分に使える)
- 問題集で“引っかけ問題”のパターンを慣れておく
- 警察庁の運転者講習サイトも参考に
仮免ゲット後、次の試練が待っている…
無事に学科試験に合格し、仮免許を手に入れたものの、
ここからが本当の勝負でした。
・「仮免で5日以上の路上練習」が必要
・「MT車指定で、ぶっつけ技能試験」
・「免許試験場までが遠く、1日がかり」
次回の【後編】では、そんな厳しい条件下でも合格するための実技試験のリアルをお伝えします!
次回予告
- 仮免でのどうやって5日分の練習
- 初見の試験コース&MT車の恐怖
- 試験官の評価ポイントと合格の決め手
【後編】はこちらから(※リンクは後日追加)