一般的にリスクとは「危険なもの」とネガティブイメージを持たれることが多いですが、もうひとつの意味があります。

投資の世界ではリスクとは「不確実性」を指す言葉です。
投資とは縁がないと思っている人でも、何かを決める時には良い結果と悪い結果があり、リスクとリターンを測りにかけています。

リスク≠危険

わからないことは避けたいという気持ち、すごくよくわかります。

ですがあなたの小さかった頃を思い出してください。将来どうなるかわからない、そこには確かに不安はありますが希望もあったのではないでしょうか。
自分の選択によって何者にもなれるということ、不確かだからこそ無限の可能性があるのです!

大人になる過程でいつのまにか、「リスクは悪、築いてきたものを絶対に失いたくない」と考えるようになってしまっていませんか?

リスクはコントロールできる!

とはいえ、いつでもどこでも積極的にリスクを取りにいけ、というわけではありません。
リスクを過度に恐れる必要はないと言いたいのです。なぜなら、リスクはコントロールできるからです!

[リスクコントロールの例]
自分より上のレベル大学を受験する →結果はわからない(リスク高)[対策]
失敗した時のために別の大学も受験する、または滑り止めの学校も受験する

例えば上の例で失敗した時のダメージを減らせることがわかりますよね。
結果がわからないからこそ人間は努力をするのです。
もしわかっているなら合格する最低限の努力しかしなくなるでしょう。

リスクとリターンの関係

最初に言ったようにリスクとは不確実性であるので悪い可能性だけでなく、良い可能性も含まれます。その幅の大きさで低リスク、高リスクと捉えます。多くの場合、リスクとリターンは相関関係にあり、リスクが高いということはそれだけリターンも大きいということになります。

リスクとリターン

人生において決断を迫られた場合、リスクの最大幅がどれぐらいあるのか想定しておけば、いざという時にうろたえず行動できるでしょう。たとえ結果が悪い場合であってもです。人が行動できない一番の理由は「リスクがわからない」ことなのですから。

まとめ

  • リスクを恐れず行動するためには最大リスクの把握を。
  • リスクをコントロールすることで不確実性を楽しもう!