導入|freeeで一番時間を溶かしたポイント

フリーランス1年目、会計で一番ハマったのが
「ランサーズの報酬がどうしても消込できない問題」でした。

▼ 初年度フリーランスが実際につまずいたポイントを全部まとめた記録

売上も入れている。
源泉徴収も手数料も処理している。
それなのに、振込明細とfreeeが合わない。

「自分のやり方が根本的に間違っているのでは…」
そう思って、何度も登録し直しました。

結論から言うと、
原因は“ランサーズ特有の報酬の流れ”にありました。

ランサーズの報酬は「毎月振込」ではない

まず前提として、私はランサーズの報酬を毎月振込ではなく、キャリーオーバー方式に設定しています。
その理由は振込手数料を節約するためです。

そして、キャリーオーバー方式の場合の報酬支払いはこうです。

  • 報酬は毎月自動で振り込まれるとは限らない
  • 報酬はキャリーオーバー(繰り越し)される
  • 毎月15日:振込額が確定
  • 月末:まとめて銀行口座に振り込まれる

つまり、

複数月分の仕事の報酬が、1回の振込で入金される

ということが普通に起こります。

月ごとに売上を合算すると、必ずズレる

ランサーズ報酬がfreeeで消込できない理由

私が最初にやっていたのは、
「月ごとに売上を合算して登録する方法」でした。

  • 1月分の売上
  • 2月分の売上
  • 3月分の売上

をそれぞれfreeeに入力。

ところが、
3月末に「1〜3月分まとめて振込」が来ると…

👉 振込額と売上が一致しない

当然ですが、

  • 振込月 ≠ 売上計上月
    だからです。

ここでようやく、
「これは入力ミスじゃない。構造の問題だ」
と気づきました。

そもそも「消込」とは何か?

ここで一度、消込を整理します。

消込とは

売上(未収金)と、実際の入金を対応させる処理

です。

つまりfreeeでは、

  1. 先に売上(未収金)がある
  2. 後から入金がある
  3. それを「この入金は、この売上ですよ」と結びつける

この流れが前提です。

月ごと合算で売上を作ると、
1つの入金に対して、複数月の売上が存在する状態になります。

ここが最大の詰まりポイントでした。

結論:freeeの「一部消込」で解決できた

freeeの一部消込でこう対応する

最終的にたどり着いた解決策は、これです。

✅ 解決策の全体像

  • ランサーズの振込ごとに1件の入金登録をする
  • 売上は複数月に分かれていてOK
  • freeeの
    「売上の一部を消込する」機能
    を使って対応させる

実際の考え方(イメージ)

例えば、

  • 1月売上:30,000円
  • 2月売上:30,000円
  • 3月売上:50,000円
  • 80,000円が3月末に1回で振り込まれた

freee上では:

  • 入金:80,000円(1件)
  • 売上:
    • 1月分
    • 2月分
    • 3月分

この状態で、

1)入金に対して売上を1つずつ消込していく

2)しかし最後の3月の売上を消込すると合わない。

そこで、3月分は15日までの額(ランサーズの支払管理で確認できる)を確認

3)売上の中で、15日までの額を「一部入金」にする

ことで、帳簿が正しく一致します。

「月次を完璧に合わせよう」としないのがコツ

この問題で一番の学びは、

初年度から月次を完璧に揃えようとしない方がいい

ということでした。

お金の管理というのは「完璧な帳簿」よりも継続できる管理ルールを決めることが大切です。これは家計にも通ずることだと思います。

▼ 家計の管理ルールについてはこちら

ランサーズのような

  • キャリーオーバー
  • 振込タイミングが固定でない

サービスでは、
消込できる形を最優先にする方が圧倒的に楽です。

まとめ|freeeが悪いわけでも、自分がダメなわけでもない

ランサーズ報酬が消込できない問題は、

  • freeeの不具合
  • 自分の知識不足

ではなく、
「サービスの仕組みを知らなかっただけ」でした。

一度構造が分かれば、
freeeの「一部消込」はかなり強力です。

会計も通信費も、「仕組みを理解せず契約・入力する」と無駄が出やすい分野です。

▼ 通信費の仕組み

同じところで悩んでいる人が、
この記事で少しでも時間とメンタルを救われたら嬉しいです。