こんにちは、つじんぬです。
新NISAが始まりますが、皆さん準備はOKですか?
もともとNISAは年度ごとの投資枠の範囲内で出た利益(配当金含む)に税金がかからないという、素晴らしい制度です。
2024年からは仕組みが大幅に拡充、自由度が増してよりオトクな制度に変わります!
投資に興味のある人ならこれをどううまく使うか考えているかと思います。
私はNISA開始時から利用しており、恩恵もそこそこ受けていますが存分に使いこなせているとは思っていませんでした。
これを機に積立投資枠と成長投資枠をどう使うか、投資戦略を考え直したいと思います。
※今回は自分のスタンスを述べたものであり、特定の銘柄を推奨する意図はありません。
投資はあくまでも自己責任で行ってください。
Contents
旧NISAのスタンス
世間では積立てでインデックス投資信託を買う人が多かったようです。
特定の銘柄に偏らない投資ができるのでリスクを分散できる
ですが私はややリスキーな一般NISAの個別株派でした。
基本はIPOが当選した場合の枠として、後は〇〇ショックなどで予想よりもさらに大幅に下がった株をたまに買うという方法でした。
IPOとは新規公開株のことで抽選に応募して当選したら買えるのですが、脱線してしまうので詳細は割愛します。
慎重派なのでここぞという時にも大した量は買えず枠を余らせていましたが、性格に合っていて楽しかったです!
そして新NISAへ…
新NISAでは簡単に言うと今までの一般NISAと積立NISAが同時に使えて、さらに投資可能額と期間も拡充されました。
内容はこんな感じ
現NISA(〜2023年) | 新NISA(2024年〜) | |||
---|---|---|---|---|
一般NISA | つみたてNISA | 成長投資枠 | つみたて投資枠 | |
制度の併用 | 不可 | 可 | ||
年間投資枠 | 新規投資額で 120万円 |
新規投資額で 40万円 |
240万円 | 120万円 |
非課税保有 限度額 (総枠) |
600万円 | 800万円 | 1,800万円 (うち成長投資枠は1,200万円) |
|
非課税 保有期間 |
最長5年 | 最長20年 | 無期限 |
先ほども言ったようにこれまでは一般か積立かどちらかしか選べなかったので一般NISAを選択してましたが、来年からはどちらもできます。
しかもそれぞれに投資可能な枠があります。
投資は分散させるのがセオリーだと私も思っていましたのでこれを機に積立投資も始めようと思います!
すでに私のメイン口座であるSBI証券で積立の手続きは行いました!
積立(積立投資枠)で何を買うか問題
投資信託(ファンド)は無数にあるので何を買うかは難しいと思っている人は多いと思います。
私もこのような相談を受けたことが何度かありますが、投資信託の選び方にはセオリーがあります。
これは初心者でも経験者でも同じです。
・手数料が安いものを選ぶ
・ネット証券で買うのがオススメ
さらに心構えとしては
・一度買ったら基本的に売らない
・下がっても動揺しないように余裕資金で行う
ということですね。
積み立てるべきは、オルカンかS&Pか
シンプルに考えると「これまで順調に成長してきたファンドを買う」ということです。
これまで成長してきたからといって、今後の成長が約束されているわけではありません。
ですが過去のデータを見て、最も増える可能性が高いものをチョイスするという、確率論の世界ですね。
積立投資とは、上がったり下がったりするその時の価格(基準価額)で考えるのではなく、長い目で見てプラスを目指すものだと思います。
上に挙げた条件で銘柄を見ているとある程度選択肢は絞られてくるのですが、
ここは人気のあるものに乗った方がいいでしょう。
調べたところ、投資系インフルエンサーの人たちがこぞってオススメしているのは
・オールカントリー(全世界株式)
・S&P 500(米国株式)
が主流のようです。
「S&P」と「オールカントリー」
過去10年の成績を見ると米国株はこれまで絶好調でした。
AmazonやApple、Microsoftなどの活躍を見たらわかりやすいですよね。
アメリカではここ数年で急速に利上げが行われるほど景気が良かったです。
しかし利上げのペースは下がってきて、来年は逆に利下げに転じるのではないかと予想されています。
ということでそれぞれの選び方を挙げるとこのようになります。
・アメリカが金利をうまくコントロールしてさらに成長すると思うなら「S&P」
・アメリカや中国が失速してもこれから発展するインドやアジア圏もカバーできる安定性なら「オルカン」
私は個別株で冒険もするので積立では一喜一憂せずに堅実にいきたいと思います。
ですのでオールカントリーを選びました。
つじんぬの戦略は
積立投資枠 | 成長投資枠 |
---|---|
・SBI証券でeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) 月5万円 ・クレジット積立(三井住友カードゴールド) |
・IPO ・暴落時に個別株購入 |