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はじめに
近年、副業やフリーランスの働き方が広まり、クラウドソーシングを通じて案件を獲得する人が増えています。
私もその一人。
自宅にいながら仕事ができる便利さが魅力です。
しかしその一方で「詐欺まがいの案件」も紛れ込んでいるということに気がつきました!
特に経験の浅いフリーランスは、「報酬が高いから」「すぐに仕事が欲しいから」といった心理を利用され、怪しい案件に引き寄せられる危険があるなと感じています。
私自身もフリーランスを始めてしばらく経ちましたが、いくつかの怪しい案件を見聞きしました。
そこでこの記事では、具体的な詐欺案件の例を紹介しつつ、そこから見えてくる共通点や見抜き方を解説します。
これからクラウドソーシングを利用する方にとって、被害を未然に防ぐ参考になれば幸いです。
具体的な詐欺案件

具体例1:高単価ライター募集の裏に潜むアフィリエイト目的
私が出会ったのは「高単価のライター募集案件」でした。
通常は初心者なら0.5〜1円程度のところ、条件は一文字4〜5円という、通常ではなかなか見ない好条件。
私はライター実績を全く公開していない段階で、突然直接メッセージが届いたので怪しいとすぐに感じました。
しかしライター志望の初心者なら、「自分を指名してくれた!」とか、「これで経験を積める!」と受けてしまってもおかしくはないでしょう。
内容は、本案件を依頼する前に「まずはお試しで記事を書いてほしい」というもの。
「ボートレースのサイトでアカウントを作成し、無料でもらえるポイントでレースに賭け、その体験を記事にしてほしい」
というのです。
一見すると単なる体験記事の依頼ですが、よく考えると怪しさだらけです。
依頼元が指定した紹介リンクを経由してアカウントを作る必要がある。
→つまりは紹介者がポイント目的で私を利用している構図。
高単価のライター案件をちらつかせつつ、実際には自分のアフィリエイト収益を得たいだけだったのでしょう。
おそらく、その後に本命の高単価案件が提示されることはなく、最初から「お試し」だけで終わらせるのが狙いだったと考えられます。
この体験から学んだのは「条件が良すぎる依頼には必ず裏がある」ということでした。
具体例2:損害賠償をチラつかせる脅迫案件

次に紹介するのは、オンラインの掲示板で聞いた、最近増えているやばいケースです!
クラウドソーシングで短納期かつ作業内容が曖昧な案件を受注したところ、納期直前に大量の追加作業を要求されました。
到底間に合わない量であることは明らかでしたが、依頼主は「契約した以上やってもらわないと困る」と強引に押し通そうとしたそうです。
結果的に、納品が間に合わなかったり完成度が低かったりという事態になり、「低品質な成果物でクライアントに迷惑がかかった。損害賠償を請求する」と言い出されたとのこと。
金額は法外で、とても現実的とは思えないものでした。
怖すぎますよね・・・
このような手口は、初心者フリーランスの「責任感の強さ」や「法律知識の乏しさ」を逆手に取ったものです。
相手を萎縮させ、不要なお金を払わせようとする典型的な脅迫型の詐欺と言えます。
実際にはクラウドソーシング上の契約で損害賠償を成立させるのは極めて難しく、根拠のない脅しにすぎません。
実体験から感じたこと
依頼内容が曖昧な案件は危険!
私はWEBデザイン歴も長く、制作会社で多数の案件をこなしてきました。
その経験から言えるのは、依頼内容が曖昧な案件ほど危険だということです。
もちろん、最初の依頼文が少し不明確でも、こちらが質問したときに丁寧に答えてくれる依頼者なら問題ありません。
しかし、そうでない場合は要注意です。
詐欺案件でなかったとしても、曖昧なまま受注してしまうと後で後悔するかもしれません。
例えば後から「これもやってくれると思っていた」と追加作業を押し付けられ、報酬に見合わない仕事になるとかです。
これは「地雷クライアント」と呼ばれる典型例です。
応募を見送る勇気も必要
特に初心者は「実績を増やしたい」「評価を得たい」という気持ちから、依頼内容をよく確認せずに応募してしまいがちです。
さらにクラウドソーシングの性質上、良条件の案件はすぐに応募が殺到します。
時間をかけて質問する間もなく、案件が埋まってしまうことも多いでしょう。
ですので、私の場合、依頼文を読んで「地雷クライアントかも・・」と感じたら、条件が魅力的でも応募は見送って次を探します。
その方が長期的に見て効率がいいからです。
また応募時には、納期について一言添える工夫もしています。例えば
- 「希望納期は仮で入れていますが、相談の上決定いたします」
- 「受注日より1ヶ月程度で対応可能です」
といった一文を加えることで、トラブルの防止につながります。
詐欺案件を見抜く3つのチェックポイント

私が普段から意識している「怪しい案件を見抜く3つのポイント」を紹介します。
仕事内容と報酬は釣り合っているか?
数時間で終わりそうな作業に数万円という条件は、ほぼ怪しい案件です。
依頼内容は具体的か?
「簡単な作業」「初心者歓迎」など抽象的な言葉ばかりでは危険です。
特に、構成や素材(画像・テキスト・イラスト・図解)を誰が用意するのかが明記されていない場合は要注意。
工数が大きく変わるポイントだからです。
連絡手段は適切か?
サイト外のチャットアプリや個人メールに誘導されるケースは危険信号。
私自身、聞き慣れないチャットアプリでのやり取りを求められたこともありました。
こうした場合は応募を控えた方が無難です。
それでも詐欺案件に遭遇してしまったら
注意していても、完全に詐欺案件を避けられるとは限りません。
その場合は次の行動を取るのがおすすめです。
- 言いなりにならず、まずは周りに相談する
- 運営に通報する:各プラットフォームには通報機能があります。早めの報告が他の利用者の被害防止にもつながります。
- 個人情報を渡さない:口座情報や本人確認書類などを求められても応じない。
詐欺に巻き込まれない最大の防御策は、「怪しいと感じたら距離を置く」ことです。
まとめ
クラウドソーシングは本来、フリーランスにとって大きなチャンスの場です。
しかし、そこに紛れ込む詐欺案件は確実に存在し、初心者ほど狙われやすいのも事実。
- ・報酬と内容の不釣り合い
- ・具体性のない依頼文
- ・外部ツールへの誘導
こうした特徴を覚えておくことで、多くの被害を未然に防げます。
私自身の体験から言えるのは、「おかしいな」と思ったら応募を見送る勇気が一番大事だということです。
安心して仕事を続けるために、どうか頭の片隅に置いていただければ幸いです。
次回は「駆け出しフリーランスを狙ったSNS勧誘」について取り上げます。
私はベテラン感を出しているおかげか遭遇したことはありません。
しかし初心者フリーランスの人からの声が多かったので取り上げます!
DMの実例と、勧誘を上手に断るコツをお伝えしますので、ぜひご覧ください。
