こんにちは、現在新築計画中のつじんぬです。
前回、いろんなハウスメーカーで太陽光パネルの設置は絶対にお得と言われたので設置すべきか考えたところ、
初期投資が重いが、余裕があれば設置した方がいいという結論になりました。
設置した場合の収支などは記事をご覧ください。
しかし、それだけ調べたのに私は今のところは太陽光パネルは設置しないことにしました。
なぜその結論に至ったか、その理由は?
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補助金の存在が大問題!あるのに使えない!
近年異常気象により、夏には40度を超える猛暑や、水害も毎年何回も起こっています。
日本では今年も豪雨災害が各所で起こっていますよね。
これはCO2の排出による温暖化の影響であると言われています。
本当に暑すぎます。私の子供の頃の暑さと全く違う気がしますね。熱帯地域のような気候になってきているのではないでしょうか。
そこで国は政策として、CO2の排出を抑制する(脱炭素化)ために太陽光発電を普及させようとしています。
さらに環境に負荷をかけない住宅としてZEH(ゼッチ:ネット・ゼロ・エネルギーハウス)という基準の家を増やすべく補助金を出していることを知りました。
ZEH(ゼッチ)とは
大幅な省エネ+発電(創エネ)により、年間で消費するエネルギーの収支がゼロになることを目指した住宅
【環境省戸建ZEH】令和3年度 戸建住宅ZEH化等支援事業
国の政策で環境共創イニシアチブ(SII)という団体が行う補助事業として、ZEHの家を建てると60万円の補助がもらえます。
ZEH+というさらに厳しい基準なら105万円です。
私の決めたハウスメーカーは標準でZEHを満たす基準となっています。
オプションで太陽光の導入と、ZEHの認定が必要とのことですが、太陽光発電の導入を検討している我が家としてはまさに渡りに船の補助事業です。
前回の話で太陽光パネル5.175kwの収支が少なく見積もって20年で+47.4万円のところが、60万円の補助、認定をもらう手続きに10万円かかるとしても20年で+97.4万円になります!
ほぼ100万円得する!
これを見つけたときはものすごくテンションが上がりましたね!
しかし…
2022年2月10日までに実績報告を提出しなければならず、さすがにまだ計画段階で着工の日すら決まっていない状態なので間に合う可能性は0とのことでした…
実績報告とは物件の引き渡しが完了していなければなりません。
市町村のZEH住宅補助
次に何か他に補助はないのかと新築予定の市のHPを丹念にチェックしているとありました!
「スマートハウス普及促進事業」というのが、これも同じくZEHの認定を受けた住宅を建てると50万円(市内の事業者であればさらに追加)の補助が受けられるというものでした。
国のZEH補助と併用不可で少し金額は下がりますが、それでもせめてこれだけでもと藁にすがる思いです。
しかしこれもよく読むと条件が「着工前に申請、当該年度の3月第2金曜までに報告」となっています。
HMの営業さんにきいたところ、今からだと着工予定が1月で早くとも4月まではかかるそうでこれまた間に合いませんでした…
後2ヶ月早ければ間に合ったのにとタイミングが悔やまれます・・・
来年度(4月以降)にも実施しそうな雰囲気ではあります。こうなったら4月まで着工延期という力技が一瞬頭をよぎりましたが、
4月着工にすると4ヶ月分の家賃が余計にかかるわけでメリットがかなり薄くなりますのであきらめるしかなさそうです
お得には間違いないが、もう少し時期を待ってもいいのではないか
政府の脱炭素化目標の達成に向けて新たな補助が始まる?
もちろんほっておいても目標は達成できないので、太陽光設置にかかる費用を一部負担するなどの補助や税制の負担軽減などが検討されているそうです。
まとめ
営業さんからは太陽光パネルを0円で設置して10年間の売電収入をその会社に渡す、10年後にはパネルは自分のものになるという「第三者所有型モデル」もあると案内されました。
無料で設置できるならこれも損することはないし、検討していた時期もありました。ですが、政府の脱炭素化目標のニュースを見て、今のところ太陽光の導入は見送ることにしました。
太陽光設置の手配をした後に補助が発表されたらめちゃくちゃ悔しいですから!
という「悔しいから」となんとも人間的な理由で太陽光設置を見送ることにしたのでした。
近いうちに新たな補助がでる可能性があるならその時まで様子見でもいいんじゃないかと思います。
ニュースではあくまで新築の太陽光設置についてなので補助が出ても着工してしまっていれば使えない可能性もあります。
とりあえすパネル設置できるような屋根にしておいて、もし補助が使えるなら設置したいですね。
いや、お願いなんで早く発表してください!切実に!